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【海外派遣】IMGジュニアゴルフツアー@イーグルクリークCC詳細

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~工藤 優勝に1打及ばず2位 八木・今野 入賞ならず~

10月22日~23日▽米フロリダ州オーランド、イーグルクリークゴルフクラブ(15歳~18歳男子7046ヤード、パー73、15歳~18歳女子6055ヤード、パー73)▽参加選手=男子69名、女子21名

▽JJGA派遣選手=今野匠(高3)、工藤優海(高3)、八木涼風(中3)▽派遣選考試合=ジャパンジュニアプレーヤーズチャンピオンシップ

今回が2戦目の派遣となるIMG主催のIMGジュニアゴルフツアー。IMGはフロリダ州にIMGアカデミーを設け、ゴルフ、テニス、野球、アメリカンフットボールなど数多くのプロスポーツ選手養成所として知られている。特に近年、ゴルフに力を入れており、年20回以上のジュニア大会を開催している。中心は2日間競技、今回は今野、工藤、八木の3選手が参加した。
JJGAからの派遣では、工藤は3回目、今野と八木は初めてとなる。そんな3選手が挑戦するのはアメリカ有数の観光地であるフロリダ州オーランドにあるイーグルクリークGC。その名の通り、ほぼ毎ホールに池があり、ショットミスがスコアに直結する。バンカーも90か所以上あり、心理的にも難易度を上げている。競技はアウトが36、インはパー5が3つの37、パーは73となっている。
練習ラウンドでは、アメリカ特有の洋芝対策と難コース攻略のため、じっくりと各ホールをチェックしていた。

~優勝を目指し3選手いざスタート~

「今野」 まず、今野が3人の先陣を切った。「ショットは悪くなかったがパッティングが決めきれなかった」という今野は前半3、7番とパットミスでボギーとする。後半に入り、10番で3mを決めバーディーと調子を上げていきたいところだったが、直後の11番で3パットのボギー。16番で意地のバーディーを奪うもこの日74で16位タイとした。
「八木」 2番手は八木。スタートホールでバーディーを奪うも、この日はアプローチに悩まされる。12、14番とアプローチミスでボギーとダボとスコアを落とす。16番で4mをねじ込み息を吹き返したかに見えたが、後半の1番でティーショットOBで痛恨のダボ。なかなかバーディーチャンスにつけられなかったが5番でまたも4mを決めフィニッシュ。この日75で8位とした。
「工藤」 最後にスタートしたのは工藤。ショットは絶好調で確実にフェアウェイをキープしパーオンしていく。前半こそバーディーパットを決めきれずやきもきさせたが、9番パー5でバンカーから30㎝に寄せ初バーディーをとる。後半13番で苦手な上りのスライスラインを沈めると、ここから一気に3つバーディーを奪いホールアウト。ボギーなし5バーディーの68でトップに躍り出た。

~工藤 コロンビア選手と激闘~

「今野」 この日も最初にスタートしたのは今野。1番をバーディーとし出だしは順調。2番でも4mにつけ連続バーディーに期待がかかったがここで異変が。アドレスに入りソールしたところボールが動いてしまい1ペナ。4mのパーパットとなってしまうも、これをねじ込みなんとか耐える。しかし、心理的動揺は隠せず4番ダボ、6、7番を連続ボギーとし一気に苦しくなる。後半に入り気持ちを切り替えた今野は10、16番とバーディーを奪いフィニッシュ。この日74でトータル148。12位タイまで順位を上げ初の海外試合を終えた。
「八木」 次にスタートしたのは八木。この日も苦しいゴルフでなかなかバーディーチャンスが訪れない。5番まで耐えていたが6番で2mを外しボギー。10番では14mから3パットのボギーでスコアを2つ落とす。その後も流れを変えることができずこの日75でホールアウト。トータル150で7位タイとした。
「工藤」 優勝を狙う工藤は1番から。優勝を争う相手はコロンビアのイザベラ・カーデナス。初日を5バーディー・1ボギーの69で工藤との差は1打。1番こそパーで分けるも、2番で工藤がバンカーにつかまりボギーとし並ばれる。工藤は4番バーディーの後はパーでまとめた。対するイザベラは7、9番とチャンスをものにしイザベラの1打リードで後半へ。勝負の後半10番。ここで工藤が3mのパーパットを外すと流れが一気にイザベラへ。11、13番のバーディーパットを沈めリードを広げられる。工藤も13、14、18番とバーディーを奪うも10番のボギーが響きこの日71、合計7アンダーの139で1打及ばず2位となった。

「優勝者」男子の部はスペインのトーマス・ミレットが最終18番でバーディーパットを沈め優勝(トータル143)。女子の部は最終日ノーボギー・4バーディーのイザベラ(トータル138)。

今野選手の話
初の海外試合なので雰囲気に飲まれないように心がけました。今の練習、メンタル、体力では全く歯が立たないとわかったので、今後心・技・体をしっかり向上させていきたい。

八木選手の話
持ち味のショートゲームがうまくいかず、もったいないボギーやダボが多かった。今後の課題は、ショートゲームをもっと向上させることとドライバーの飛距離を伸ばすことです。

工藤選手の話
今回は以前の派遣と違って結果を意識しながらプレーしたので、いつもとは違った緊張感がありました。結果的に逆転され負けてしまったので、まだまだ課題が多く見つかりました。

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